「ヘアサロンのトリートメントは本当に良いのだろうか？」そう疑問に思う方もいるかと思いますが、サロントリートメントとホームケアでは、含有成分や施術方法などの違いで効果が変わります。

こちらでは、サロントリートメントが髪に良い理由をご紹介いたします。

> > 髪を補修する成分の違い

自宅で手軽にケアできるホームトリートメントは、主に外側をコーティングして手触りの良い髪にする事を目的としています。一方、サロントリートメントは外側の補強に加え、傷んでしまった内側にも成分が浸透します。内部が傷んだままで外側をコーティングすると、トリートメントした直後は手触りが良くても、時間が経つとコーティングが落ちて髪がごわついてしまう事もあります。

> > スタイリストの技術

ヘアサロンで働く美容師は、髪の事を知り尽くしたプロです。髪のツヤや柔らかさ、コシがあるかなどを総合的に判断し、お客様一人ひとりの髪質に合わせてトリートメントを選び、施術します。そのため内部に栄養がよく浸透し、ホームケアよりも持続力が格段に良くなります。

髪に優しいパーマ液やカラーの染色剤も出てきていますが、どんな施術も薬剤を使っている時点で髪にダメージがかかります。そのため、パーマやカラー後のトリートメントは髪の健康や見た目の美しさにとって重要なプロセスです。

カラーやパーマ後の髪は薬剤の影響でキューティクルが開き、たんぱく質や水分が流出しやすくなっています。綺麗な髪を維持するには、たんぱく質や水分の流出を防ぎながらコーティングする必要があります。髪の補修は早ければ早いほど傷みがおさえられるため、ヘアサロンでパーマやカラーをするときはトリートメントを追加したり、トリートメント付きの施術メニューを選んだりするのがおすすめです。施術後のケアをする事で髪がしなやかになり、パーマやカラーの持ちも良くなります。